ビットコインの使い方

ビットコインは暗号通貨の一種(というより元祖)で、オンラインで利用できる通貨です。ひと頃ほど人口に膾炙することはなくなった印象ですが、暗号通貨と言えばコレというひとはまだまだ多くいます。

投機の対象としての印象が強いかもしれませんが、実際にビットコインで買い物は意外とできるものなのです。今回は、ビットコインをどこで利用すればいいのか調査をしてみましょう。

ビットコインの残高を確かめよう

大抵のひとは、ビットコインを交換所で購入したことと思います。まぁ、中にはひとからもらったり、マイニングしたりしているひともいるかもしれませんけど。とにかく、ビットコインを使うには、手元にビットコインがなければいけません。当たり前ですよね!?

ビットコインの残高を確かめよう

ビットコインの残高は、ウォレットや利用している交換所サイトで確かめられます。ウォレットにログインすると表示される画面や、「バランス」や「残高」、「資産」といったメニュー内で調べることが可能です。

それなりの量のビットコインがありましたか? では、ビットコインがどこで利用できるか見ていきましょう!

ビットコインでお買い物

ビットコインで買えるものの代表例が、ほかの暗号通貨です。イーサリアムやUSDテザー、ライトコインなど枚挙にいとまがありません。交換所はもちろん、一部のウォレットでもほかの暗号通貨を購入できます。ピピッときたものがあれば躊躇する必要はありません。時は金なり、ですよ。当たり前と言えば当たり前です。

では他の使いみちは?

諸外国はともかく、ビットコインで実際にショッピングできるところは日本にはそれほど多くありません。なんてったって、世界最強通貨のひとつ、日本円の国ですからね! ふつうのひとにとっては、日本円で十分なわけです。ただ数は多くないながらも、ビットコインでお買い物ができるところいくつかありますのでこちらで紹介しましょう。

家電量販店

まずはビックカメラ。日本最大級の家電量販店です。実は、ここでビットコインが使えるのですよ。ビックカメラとビットコイン。なんとなく似てはいませんか。似ていませんか、そうですか。

家電系のものであれば大抵そろっているビックカメラですが、残念なことに金額の制限があります。10万円までのものしか購入できません。10万円までとなると大画面の4Kテレビや大きい冷蔵庫はちょっと無理そうです。しかし、この間発売されたばかりのiPhone13の下位モデルであればちょうど購入できちゃうのです。おひとついかがです?

家電系のお店で言えば、コジマ電気やソフマップの一部店舗でも利用が可能です。コジマ電気はビックカメラと同じく10万円までと制限がありますが、ソフマップであれば30万円と高性能なパソコンも買えちゃいます。

オンラインモール

家電以外の日用品もほしいって? 確かに家電はそれほど頻繁に購入するものではありませんしね。普段使うような消耗品もビットコインを使ってみたいところです。それではタッチ・モールやいろいろストアはどうでしょう? どちらも日用品に強く、いろいろストアに至ってはゲームまで取り扱っています。

高級輸入中古車

ビットコインで大儲けしちゃったあなたはには車をおすすめします。残念ながら中古車ですが、リベラーラ(旧ガリバー)であれば、ビットコインでの決済が可能です。リベラーラはベンツやBMWなどを扱っている高級輸入中古車の専門店ですが、こちらでもビットコインが利用できるのです。しかも1億円まで! 

この原稿執筆時点では、アストンマーチンDBSが一番高い車でした。金額はおよそ2,000万円。利用制限いっぱいまで使えば5台も買えちゃいますね! まぁ、諸費用とか在庫数なんかは計算に入れていないですけど。ひとつ言えるのは、ビットコインさえ持っていれば、リベラーラで取り扱っている車灘、どれでも買えちゃうということです。

旅行代理店

昨今はなかなか旅行に行くのが難しいですけど、旅行代金としてビットコインを使うことも可能です。有名旅行代理店のH.I.S.では、東京都内の店舗に限って、ビットコインで旅行代の支払いが可能です。上限は200万円までなので、リッチなトラベルを楽しめるってなもんですよ。飛行機のファーストクラスも全然OKです!

高級中華

お腹が空いたら、広東料理の名店、聘珍樓にゴーです。130年の歴史を誇る中華の名店で豪華な料理を楽しめます。ただし、サイト等には特に記載がないので、予約の際に念の為利用の可否をお確かめください。

ハードウェアウォレット

ビットコインを利用するひとにはぜひ検討してほしいのがハードウェアウォレットです。オンラインにすることなくビットコインを保管できるので安全性はピカイチ。数あるメーカーの中でも評価の高いLedgerのハードウェアウォレットは、ビットコインで購入することができます。安全な資産運用をお考えであれば、ハードウェアウォレット必須ですよ!

ビットコインを寄付する

読者のなかには、ビットコインで得た利益を寄付するような奇特なひとがいるかもしれません。意外と知られていませんが、ビットコインで寄付することも可能なのです。

たとえば、日本赤十字社があります。主催であるBitFlyerが集めて募金しています。残念なことに個人での寄付ではなく、BitFlyerが代表となって寄付する形となるので税金の控除の対象にはなりません。しかし、社会に貢献できることは確かです。気持ちに余裕のある人はいくばくかでも寄付してみるのもいいでしょう。

ビットコインを友人や家族に送金する

読者の中で国際間の銀行振込による送金をやったことがあるひとはどれくらいいるでしょうか。やったことがある、またはやろうとしたことがあるひとはその手数料の高さにきっとびっくりしたことでしょう。国際的な送金は、SWIFTという閉じたネットワーク上で行われるのですが、その手数料は驚くほど高額なのです。ある調査によるとその平均は7%にも上るといいます。ちょっと前の消費税並みですよね。

ちなみに原稿執筆時点でのビットコインの送金手数料は、日本円にして250円ほど。7%という大きな金額に比べれば、なんというほどのものでもありません。日本国内の送金手数料とさほど違いはありませんよね。

出稼ぎの送金手段としてのビットコイン

ご存知の方も多いかと思いますが、エルサルバドルでビットコインが法定通貨として定められました。2021年の9月7日のことです。国内外でも懐疑的な声は上がっていますが、ひとつの英断かとは思います。国民の70%が銀行口座を持っていないことから、有用な送金手段になることは間違いないでしょう。

ちなみにエルサルバドルは外国への出稼ぎが外貨を稼ぐ大きな手段となっています。2019年のデータではGDPの20%程度が出稼ぎによるものだそうです。しかも銀行口座を持たないひとへの送金もしなければならないため、手数料が10%にもおよぶとのこと。この高額な手数料を、ビットコインを送金することでゼロに近いものにしたいというのがビットコイン導入の動機の一端でしょう。

確かにビットコインを法定通貨にすることによって有効な金融政策が打てなくなるかもしれませんが、すでに自国通貨を放棄し、ドル経済となった同国にはあまり選択の余地はなかったのかもしれません。

暗号通貨の愛好家としては、エルサルバドル経済の行方がビットコインの、ひいては暗号通貨の未来にどのくらい影響があるか注視せざるをえません。

ビットコインでカジノを楽しむ

ビットコインはものを買ったり送金したりするだけではありません。ビットコイン自体を利用して儲けることもできるのです。賢明な読者であればおわかりでしょう。そうです。オンラインカジノで遊ぶのです。もちろん、カジノは勝ったり負けたり、というよりも負けるほうが多いかもしれません。しかし、節度を持ってプレイすることができれば、これに勝る楽しみはなかなか見つけがたいもの。

決済はビットコインがおすすめ

オンラインカジノでビットコインを利用するにはいくつかの利点があります。まずは、入金のスピードが速いこと。10分もあればプレイをスタートすることができます。銀行振込だと何日もかかってしまいますから、これは相当なものです。

次にビットコインだけを利用する場合はKYCを通らなくてもいい場合があるということ。KYCとは、簡単に言うとあなたの身分をカジノに証明することです。運転免許証や住民票などが必要な場合があるので、なんとなく抵抗がありますよね。もちろん、KYCがあるからこそ、オンラインカジノは運営を許されているという面もありますが。

では、安心して遊べるオンラインカジノはどうやって探せばいいのでしょうか。しかも、ビットコインを利用できるカジノは。

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まとめ

ビットコインで他の暗号通貨は簡単に購入できますが、実生活に役立てようと思うとなかなかうまくいかないものです。しかし、今回この記事でご紹介したショップであれば、あなたのウォレットに眠っているビットコインを有効活用することが可能です。

どんなにたくさんのビットコインを持っていても、さすがにお墓にまでは持っていけませんものね。さぁ、あなたもビットコインを使ってお買い物を楽しんでみてはいかがでしょうか。